ミスアリス、ただいま満開です♪

英国プリンセスの名前の候補に「アリス」とあり盛り上がってましたね。
このバラも、きっと人気が出るに違いないと思ってましたが、結果は・・・(笑)
ほんの少しで部屋中香るので、たくさんは飾れませんが。
* * *
さて、ここ数日ゴッツイ生地と格闘しておりました。
ゴッツイ生地・・・それは、「酒袋-さかぶくろ-」
大正時代の古~い生地です。
古布収集が趣味の母より依頼され、バッグを作ることになりました。

酒袋とは(以下抜粋)造り酒屋で「もろみ」を入れてお酒を絞るのに用いた袋です。
現在は、自動圧搾機が普及し酒袋を用いてお酒を絞る酒蔵は少なくなり本物の酒袋も希少となっています。
防腐のため手織木綿(帆布)に柿渋が塗られていて、使い続けるほどに味わいが出るそう。
風合いを似せた「なんちゃって」生地はたくさん出回っておりますが、こちらは本物の酒袋。
それはそれはしっかりと厚みとハリがあります。
アンティークリネンの厚み程度だろう、と思って軽く引き受けたのですが、ビックリビックリ、そんなもんではありません。
厚くて固くて作業が大変でございました(涙)
作るのは「
フラワーベース」バッグ。母は縦向きに長財布を入れる、ひょろ長いバッグが好みなのです。
内布はこちらの生地を渡されました。

明治時代のお布団の生地だそう。ザ・ジャパニーズファブリックって感じです。
橙と藍の華やかな生地です。

・・・で、苦戦しながらもバッグ自体は完成。
シンプルがいい、何も要らない、って言ってたので言われるがまま作りましたが・・・
なんだか、のっぺりしてますね~

パーツはダークブラウンのハードなレザーで、かっちり仕上げました。
内布、なかなか可愛いです♪
しっかりめの芯を貼り、キルティング仕上げしました。

このままではやはり寂しいので。やっぱり何か作ります。
内布の余りで、太さ3mmくらいの丸紐をチクチク。

真っ赤なサンゴのビーズを合わせ・・・

2本完成。

中心で絡めて、レトロな飾りに。
さくらんぼみたいですね~

ま、イヤだったら外せばよいし。
フレンチな空間には違和感アリアリですが(笑)

シンプルな形だけど、かなり悪戦苦闘しました。
ちょっと遅めの母の日プレゼントです。

さぼりがちですが。。。
応援有難うございます!


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